究極的には自己啓発セミナーって必要なくね?

 

昔に参加し、それが最後の参加になったであろう、ある自己啓発セミナーがありました。

開催していた友人が「もう自己啓発セミナーはやらない」と宣言したので、ラストライブ気分で参加しました。

そして、そのセミナーの終盤にあることを感じます。

 

それは・・。

「究極的には自己啓発セミナーっていらなくね?」ってことです。

 

自己啓発セミナーに行って、それらの不要さを語る。

何かこれ、もはや営業妨害ですよね。

まぁ、でも、もうやってないからいっか。(笑)

 

しかし、これを主催者の友人に言うと「そうだよー(笑)」という返答。

彼自身も同様のこと言ってたし、「参加したひとが僕の主催するセミナーを最後に卒業していくのがいい」と、自己啓発オタクからの卒業を啓発している人ですからね(笑)

 

 

■僕が自己啓発を学ぶことをやめた理由


 

じゃ、なぜ「いらない」と思ったのか?

その時はぼんやりと思ったことをもうちょっとだけ考えてみました。

たぶん、それまでの経験がヒントであり、答えだったと思います。

例えば、今ある実践的なコミュニティに参加してあれこれとやっているのですが、「やってきた経験やそこから得た知見を持った上で自己啓発の教えを見てみた時、やっと言っていることが腑に落ちた」と感じたからです。

 

自己啓発の教えが言っていること(ネットビジネス的な言い方をすれば、マインドセット)は、たしかに役に立つ話も多い。

ですが、僕が思うに最初の段階でいうならそれは「指針」でしかなく、「ブスっとしているよりも、ニコニコしている方がモテる」とか、そういうのと一緒かなと。

ものすごく乱暴に言うなら、「そうやった方がうまくいく確率高いよ」って話だと思うんですよね。

だから、最初のうちは「考え方」というより「確率論」として受け取った方がいい。

 

 

 

■自己啓発を現実で活用する時のポイント


 

僕は自己啓発やスピリチュアルには、人が驚くくらいのお金と時間を注ぎ込みました。

色々な本や教材を買い、色々な体験もしましたし、宿泊合宿のスタッフとかセミナーみたいなものもしました。

自分がそれらを通して変われたと言えば変われたと思うし、変われてないと言えば根本的に変わっていないとも思います。

 

知っている人は知っているかもしれませんが、「システム1とシステム2」の話です。

結局のところ、受け手の問題だと思います。自己啓発の意義や意味というのは。

「楽して痩せる○○ダイエット」
「1ヶ月で億万長者になるための稼ぐ○○術」
「3日であなたが変わる○○セラピー」

こーゆーのと大差がない、受ける人によっては。

 

基本能力や基本技術や基本知識などを無視して、一足飛びに自分の望むものを手に入れたいと思うなら、それは夢物語でしかないし、現実逃避に近い。

じゃ、何が大事なのか?

それは・・。

『現実(リアル)と自分と他人と向き合って、地味でも一歩ずつでも前進する』

ただ、それだけのことなんだと思います。

 

例えば、ダイエットは毎年色々なものでてくるけど、基本的にはこれで完成している。

「規則正しい生活とバランスの良い食事、あとは適度な運動と適度な睡眠」

たったこれだけでしょ?

でも、これができない。

だから、

「食べるのを我慢したくない」
「運動はしんどい、やりたくない」
「運動は嫌だから、代わりに食べない」
「食事を変えたくないからサプリを飲む」

という風になってしまう。

 

これと自己啓発は一緒だと思うんですよね。

自己啓発本を読んだことある人は知っていると思うけど、書かれていることの1つ1つはそれほど難しくない。

「ありがとうと感謝しよう」
「毎日トイレ掃除をしよう」
「1日1個、良かったことを見つけよう」
「目標を紙に書いて、毎日読む」

とかばっかり。

 

地味地味アンド地味(笑)

派手さも革新的なことも何もない。

でも、できないんですよ。

僕みたいに毎日10回の腕立てと腹筋が、ある時期を境にちっとも続かないのと同じで(苦笑)

 

逆に言うと、それができている人は成功していたり、ダイエットできていたり、体が絞れている“可能性が高い”

可能性が高いと付け加えたのは、僕の予想ではそれが必要条件であって絶対条件じゃないから。

他にも例えば「恋愛は人生の色々なことを学べる」という趣旨のことが言われているのも、恋愛を通して「自分と他人とそれを取り巻く環境」をリアルに体験するからだと思うのです。

 

 

■自己啓発が必要な人、必要じゃない人


 

では、どんな人にも自己啓発が不要なのかと言うと、それは全く見当違いの発想だと考えています。

例えば、学校の勉強がわからない人は、家庭教師つけたり塾に行ったりしますよね?

学校の勉強は「今生きている現実世界」で、ここで何かを見つけられる人には必要ない。

 

「街を歩いているとアイディアが見つかる」と平然と言ってのける人は、学校の勉強だけで成績の良い人。

そういう人に自己啓発はいらない。

 

逆に僕みたいな頭の悪い人間は塾に行って補足で勉強しないとちっとも勉強についていけない。

というか、塾に行ってもついていけてないのだが・・。

こーゆー人にとっては塾や家庭教師も必要。でも、ただ受身で勉強しても成績は上がらない。

 

大事なのは「そこで何を学ぶのか?」だと思います。

勉強の場合なら「効率の良い勉強の仕方」とか、「有名大学へ行った講師の考え方や視点」とか、それらを知って、「どう自分にアレンジするか」をどうにかして学ぶ場所だと僕は考えています。

 

僕はたいして名の知れた大学へ行ったわけではないけれど、それでも「高校卒業したら働くことになる」という成績から、偏差値を20くらい上げて、何とか滑り込みました。

その時は家にお金もなく軍資金5000円で、大学受験をスタートさせないといけなかったのですが、受験の仕方は中学時代の塾の経験が活きていたと思います。

 

何ともちっちゃな体験談ですが、大事なことは「学んだことを現実の行動に結び付けれるか」ではないかとこれを書きながら強く感じたのです。

 

長くなってきたので、とりあえず総括すると・・。

「○○というセミナーに行ったから成功した(変われた)」ではなく、「○○で学んだことをその後もコツコツやった」のだと思います。

そこに行ったから無条件に何かうまくいくとか良いことがあるとか、そんなものがあるなら僕も行きますよ、隠さずに教えて!(笑)

その辺を見誤ると、セミナーオタクや自己啓発オタクになるのかなと、自分の過去を棚の上に上げて、そのまま置き去りにした状態で、まるで何事もなかったかのように偉そうに語ってみました(笑)

 

 

■自己啓発以外にも楽しいことはたくさんある


 

ここまで話してきたことは僕の独断と偏見を垂れ流してきたわけですが、ビジネスの世界で、つまり外側の世界できちんと具現化させている人が、「本質だなー」というわけですから、たぶんそれなりに正解に近いことを言っているのでしょう。

 

 

自己啓発や成功哲学やスピリチュアルは、使い方や関わり方を間違えるとフワフワと心ここにあらずで、地に足が着かない人になってしまいます。

逆に、地に足が着いている人であるならスピリチュアルを専門にしながらも、きちんと外側の世界で自分の願望を具現化しています。

 

内側と外側、自分と他人、自分と世界。

こういったものを繋げるためだったり、これらを知るために、自己啓発や成功哲学を使うのはいいと思いますが、マッサージやエンターテイメントとして使うのならば、僕はあまりオススメしません、費用対効果よくないですから。

もっと安価で、もっと楽しめるものは、世の中にたくさんありますよ(笑)

 

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2件のコメント

  • アーケン

    記事の内容とは少しズレた質問になるのですが、
    のでじんさんは「いらなくね?」と思ってそれっきりスパッとやめられたのですか?

    自分も以前にある自己啓発系の情報発信者のセミナーとか情報教材にガッツリ投資してしまった経験があるのですが、なかなかやめることを思い切れなかったので、もしそうならどう考えたのか気になりました。

    加えて、自分の場合、離れようと決断しても心のどこかで、
    この決断は間違っているんじゃないのか?
    離れたら自分は劣化していくんじゃないのか?
    っていう思いが頭に過ぎっていました。

    実際は離れた方が世界が広がったんですが、あの頃は一種の依存心みたいなのがあったんですね。(ものすごく自信家で、確かにリーダーシップはあったんですが、独善的な面があったので、自分の教えに沿わない生徒には批判的だったんで、逆らう意識があまりなかったんです。)

    あの頃はどうかしていた、っていう思いは今でもあるんですが、
    のでじんさんは自己啓発方面にそういう後ろ髪惹かれるような思いって無かったんですか?

    • のでじん

      どうも、のでじんです。

      正直言いますと、アーケンさんと同じ状況、同じ心境でした。

      僕の場合はリーダーやコミュニティから離れることへの不安はなかったのですが、「今までやってきたものを捨てるっていうのは・・」というコンコルドの誤謬に思いっきりハマっていました。

      「自己啓発っていらなくね?」って思ったのは、具体的な行動をやっていったことで起きた状況や考え方の変化がキッカケですし、その発言をしたのは自己啓発から離れて数年後のセミナーでの出来事です。

      自己啓発ってどちらかというと抽象的な話が多いじゃないですか。でも、自己啓発やそのコミュニティから離れる少し前にネットビジネスを勉強し始めて、ネットビジネスは具体的な行動ノウハウが多いので、具体的に何か行動をしていくことで、少しずつ抽象的なものから離れていったという感じです。

      そして、離れていくことにそこまで後ろ髪を引かれることはなかったです。「自分にとって必要なものはなにか?」と考えていたので。

      もちろん、自己啓発で学んだことやその学びを実践する上でやってきたこと全てを否定するつもりはないですし、これまでの人生で役に立ったこともたくさんありますが、あくまでも参考書や辞書みたいなもので、実際に行動や経験があってこそ腑に落ちる学びだなと考えています。

      この辺の話には続き(というか関連話)があるので、また機会があればブログに書きますね。

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