脱社畜とかYoutuberを目指す前に読んでおきたい本

 

先日、TV番組がユーチューバーに出演を依頼し、その内容に憤慨したユーチューバーが出演を拒否。その一連の流れが大きく話題になりました。

僕は拒否したユーチューバーに正当性があると感じており、まだまだ社会全体の価値観は昭和からの変化の途中なんだなと思った次第です。もう平成も終わりますけど。

【※詳細はこちらのまとめを参照】
テレビ番組の内容があまりにも酷かったのでYouTuberが出演辞退

 

 

ユーチューブ及びユーチューバーについて、クリエイター的な観点を持って活動している人もいれば、ビジネス的な観点を持って活動している人がいると僕は考えています。

どちらにせよ、世の中に何か語り掛けたい、主張したい、表現したいという思いがあり、そのためのツールや媒体としてユーチューブを選んでいるはずです。

 

ですので、例えば文章を書くのが得意な人ならブログやメルマガなどになるし、話すことや歌うのが得意ならユーチューブだし、写真が得意ならインスタだし、人との交流が好きならSNSという風にある程度の住み分けはできているので、自分にあった媒体を使っていけばいいだけの話ということになります。

そして、今の時代は動画配信がメインとなっているからTiktokやインスタやユーチューブがフューチャーされているというだけで、また新しい何かが生まれた時にそこに移動して、新しいスターが出てくるのでしょう。

 

 

■金持ち父さんというアムウェイ勧誘本となってしまった名著


 

まぁ、それはさておき。ちょっと話が変わりますけど、『金持ち父さん貧乏父さん』って本ありますよね?

2000年に日本で出版され、もうすぐ20年になるロングベストセラービジネス書です。

主にネットワークビジネスの人が用いていることで風評被害的な感じになっている気もしなくはない本ですが、個人的には良書だと思っていますし、未だにその本に書かれていることに大きく影響を受けています。

 

マインドセット本として初心者の人が読むには良い本ですし、人それぞれあの本に感銘を受けたポイントや学びになった部分は異なると思いますが、僕は「ビジネスは資産となるもので、自分が働いていなくてもお金を生んでくれるもの」が一番重要なポイントだと考えています。

また、この本に書かれていたかは忘れましたが、「サラリーマンの仕事は月末にリセットされてゼロからやり直すが、自分のビジネスは累積していく」というのが胸に響いた一文です。

 

これはどういうことなのかというと、例えばあなたがセールスマンだとしましょう。

1日8時間の勤務だとして、1人にアポ&提案に2時間かかるとすると、1日当たり4人にセールスやオファーをすることになります。つまり、1日4人が物理的な限界。

成約率が25%だとしたら、1日に1人の制約、1ヶ月で30人の新規契約が可能になります。

しかし、それが限界です。そこが天井になります。

 

そして、ここからさらに新規契約数を増やそうとするなら、1人にかかるアポの時間を減らすためにセールストークを簡略化して1時間で終わるようにするであったり、どこか会場を借りて20人くらい集めてセミナーをするなどが考えられます。

もっと規模を増やそうとしたら、自分ひとりではなく部下を作り、部下も自分と同じようにやってもらう。組織化というか、支部を作るというイメージです。

これが何かもう商品があって、誰が見てもわかるメリットやセールスポイントがあればいいのですが、自分自身のサービスやそこに込めた想いなどを伝える場合、やはり自分自身が一番伝えたいことを伝えられると思います。

どうしても伝言ゲームになってしまうので、途中で脚色が加わったり、予期せぬ変化が起こり、本来のメッセージから変わっていく可能性は十分にあります。

 

 

■コピーロボットがネット上に誕生したことの大きさ


 

こういった問題が今まであったため、自分の複製コピーを完全に作ることは不可能だったのです。

ですが、今はユーチューブがあります(もちろん、それ以外の媒体でも同じ)

 

仮にあなたが1回につき2時間かかるアポで話しているセールストークを、ユーチューブにアップしたとしましょう。

そして、1日の再生数が4回だったとします。

たった4回の再生数を見て、あなたはどう思いますか?

 

「うわぁ、私の再生数、少なすぎ・・」と思ったのなら大きな間違いで、1日4回の再生数ということは1日に4アポしたのと同じです。

つまり、完璧に複製コピーした自分がもう1人いて、1日8時間働いてくれたのと同じになります。

自分が他の誰かと会っていても、遊んでいても、寝ていても、自分の複製コピーがネット上で働いてくれたり、自分の考えを話してくれている。

もちろん、今これを読んでいるブログもそのひとつですけど、これってすごいことだと僕は考えています。

 

だから、ユーチューブで言うと1日2回の再生数があるだけで、十分役目は果たしている。

あとはその声をたくさんの人に届けるためにどうするかという話であり、そこからは自分の問題になります。

ネットワークビジネスで金持ち父さん本を薦めるくせに未だにアポ至上主義の人は、たぶんこの辺のことにピンと来ていないんだろうなと。

 

まぁ、あの業界の平均年齢は高くなる一方だと思うので、昔から変化を好まない上に昭和のセンスでやってたら、そんなやり方になっていくのかもしれないですけど・・。

当時のヘボい僕ですらSNSで自動ツールぶん回して、興味ありそうな人だけ集めてアポなし動員とかしていたのに、そこから何年たってるんだって話ですよ。

昔よりもネットインフラが快適になり、色々とやりやすくなっているっていうのに(苦笑)

 

それに売上げ確保できなかったらランク降格してタイトル剥奪とか、下手すりゃロールアップで自分のグループを上の人に持っていかれるとかもあるのに、何が不労所得なんだっていう話ですよ。

それこそ「毎月リセットされる仕事じゃねーか」って言いたくなる案件です。

 

 

■不労所得という幻想はさっさと捨てちゃいましょう


 

何か話題が偏ってしまいましたけど、大事なのは「サラリーマンの仕事は月末にリセットされてゼロからやり直すが、自分のビジネスは累積していく」「自分の複製コピーがネット上で働いてくれる」って部分です。

そして、もし「楽して稼いでいる」というのであれば、それは今挙げた2つのことが出来上がっている場合にのみ、言えることなのではないでしょうか。

 

あと、金持ち父さん本と一緒に出てくるキラーワードとして「不労所得」ってのがありますが、ガチの不労所得は東京の主要駅近くに土地を持っているとか金融資産が数億円あるとかそーゆーレベルに限ります。

一般市民レベルの場合は不労所得なんてありません。まぁ、毎月ブログやユーチューブから1万円入ってくるというのも、不労所得といえば不労所得かもしれませんが。

しかしながら多くの場合は「少労所得」で、「10のことをやってもレバレッジが効いて1000になる」みたいなものです。

 

例えば1つの動画を作るのに6時間かかるとして、毎日2つの動画をユーチューブにアップして月に60万円の収入があるなら、1本につき2万円の動画を作っている労働収入です。

しかし、毎日1本の動画をアップすることで月60万円だとしたら、1本につき6万円の動画を作っていることになります。労働収入には変わりありませんが、1本の単価がアップし、労働時間が少なくなっています。

もしくは毎日2本の動画をアップしているが、月の収入が120万円になった場合も、同様に1本の単価がアップし、労働時間が少なくなっています。

最初の単価であれば1日4本の動画をアップしないといけませんし、そのためには24時間フルに使う必要がありますので。

 

もしこれが週に1本の動画アップ(=月に4本)のペースになって、収入も同じがそれ以上になるなら「ほぼ不労所得」と言えるかもしれません。

月に1本も動画をアップしないで同じ収入なら完全に不労所得ですが、それは無理だと思います。

他の誰かに代わりにやってもらうことで不労所得になるかもしれませんが、同じ動画クオリティを出すことは難しかったり、キャラが違いすぎて客離れが起きる可能性もあるので、キャラクタービジネスの場合はやりにくいですね。

 

まぁ、あとはあれですね。「世の中に自分の意見や考えを伝えたい」とか「社会を変える一石を投じたい」とか「仕事を通じて圧倒的な成長をしたい」とか色々とあると思いますけど、「自分がどんな風にお金を稼いで、どんな風な生活をしたいのか」というのを最初に考えた方がいいですよ。

そうしないと「脱社畜」とか言って、養分にされるだけなので。

 

 

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